「高等職業訓練促進給付金」とは?シンママ&シンパパに強い味方
ひとり親家庭(シングルマザー・シングルファザー)の方が資格取得を目指す際に活用できる「高等職業訓練促進給付金」という制度があります。
この制度を利用すれば、就職に役立つ資格を取るためにスクールや教育機関に通う期間中、生活費として毎月最大14万円※が支給されます。(※支給額は条件により異なります)
「スキルを身につけて将来のために一歩踏み出したい」と考えているひとり親の方に、ぜひ知っておいていただきたい制度です。
給付金対象のシングルマザーのためのWEB専門スクール
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目次
高等職業訓練促進給付金とは?
✅ 制度の概要
この制度は、ひとり親が就職に有利な資格を取得するために、6か月以上のカリキュラムを持つ養成機関で修業する際、生活費の負担を軽減することを目的としています。
🎓 対象者の要件
以下のすべての要件を満たす必要があります
・児童扶養手当を受給しているか、同等の所得水準にあること(例えば、子どもが1人の場合、年収385万円未満)
・養成機関で6か月以上のカリキュラムを修業し、対象資格の取得が見込まれること
・就業または育児と修業の両立が困難であると認められること
・資格取得後の就業が効果的に図られると認められること
・過去に高等職業訓練促進給付金を受給していないこと
📚 対象となる資格
就職に有利となる国家資格や民間資格で、養成機関において6か月以上修業するものが対象です。
就職に有利となる国家資格や民間資格で、養成機関において6か月以上修業するものが対象です(必ずしも就職である必要はないよ👌)
具体例としては、
・看護師、准看護師
・介護福祉士
・保育士
・理学療法士、作業療法士
・調理師、製菓衛生師
・美容師、社会福祉士
以前までは上記のような国家資格&通学が必要だったため、ほとんどの方が該当しなかったんだけど、なんと2024年から恒久的にデジタル分野が対象に含まれることになったんだ!
例えば、
・シスコシステムズ認定資格
・LPI認定資格
・Microsoft Office Specialist
など、沢山あるんだけど、特におすすめなのが、
・Webクリエイター能力認定試験
これはWEBデザインやWEBマーケティングなどを学べる資格で、僕の周りのシンママもほぼ全員がこの資格を学んでいるよ👌
💰 支給内容
▶訓練期間中の給付金(月額):
・市町村民税非課税世帯:10万円
・市町村民税課税世帯:70,500円
・訓練期間の最後の12か月間は、それぞれ4万円増額
▶修了支援給付金(訓練修了後の一時金):
市町村民税非課税世帯:5万円
市町村民税課税世帯:25,000円
※支給期間は、修業全期間(上限4年)です。
📝 申請方法
申請を希望する場合は、事前にお住まいの市区町村の担当窓口で相談が必要です。
⚠️要注意!
すごく大事なことなんだけど、資格を取る養成機関は厚労省の指定した対象期間じゃないとダメなんだ!そして、WEB分野では実は日本で3つしか養成機関が認められていない😭
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組み合わせるとさらに給付金が増える2つの制度
✅ 「自立支援教育訓練給付金」
ひとり親家庭の親が、就職に結びつきやすい教育訓練講座を受講し、修了した場合に、受講料の一部を支給するものです。具体的には、受講料の60%(上限20万円、下限12,001円)が支給されるよ👍
🎓 対象者の要件
以下のすべての要件を満たす必要があります
・20歳未満の児童を扶養している母子家庭の母または父子家庭の父であること。
・自立に向けた計画(母子・父子自立支援プログラム)の策定等の支援を受けていること。
・教育訓練を受けることが適職に就くために必要であると認められること。
・過去に自立支援教育訓練給付金を受給していないこと。
✅ 専門実践教育訓練給付金
厚生労働大臣が指定する 「専門実践教育訓練講座」(例えば看護師、保育士、介護福祉士、プログラミングスクール、簿記・会計など)を受講し、就職に直結する資格やスキルを取得するための支援を行うものだよ👍
💰 支給内容(給付率・上限)
・受講費用の給付率(原則)
→50%(上限:年間40万円)
・受講修了後、資格取得+就職した場合
→追加20%給付(実質70%支給)
・最大支給年数
→最長3年間(最大支給額:120万円+就職ボーナス最大48万円)
✅ 受給資格のある人
以下の条件を満たす人が対象になります
・雇用保険に2年以上(または初回は1年以上)加入していた人
・厚生労働大臣が指定する講座を受講すること
・ハローワークで「受講前キャリアコンサルティング」「受講申込手続き」を完了していること
🧠 自立支援教育訓練給付金と専門実践教育訓練給付金の違い
簡単に言えば、
実施主体が自治体(市区町村)or国(厚生労働省)
そして、主な対象者がひとり親or雇用保険被保険者
そして、支給額が専門実践教育訓練給付金の方が大きいということだね😊
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体験談
実際に私は給付対象の厚労省の指定機関である「インターネット・アカデミー」の無料相談に参加しました。
事前にアンケートフォームに住民税の非課税世帯の有無など記入しておいたので、当日は確認程度で、いろいろと説明することなく自分の現状を把握してもらえたのでスムーズに話が進みました。
「給付の対象かどうか?」
「具体的にいくらくらい給付可能か?」
「身につけたいAIスキルは何か?それを今後どう活かしていくか?」
などなど、自分ひとりでは到底、わからないような制度の特徴や現状、そのあとの就職やスキルアップのことなど聞くことができたのは本当に助かりましたね。
時間はだいたい40分程度でしたが、そのあとも、進捗状況をやりとりしてサポートしてもらえました。
本当にサポートなしで、自分だけでは絶対に申請は無理だったと思います😭
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✅まとめ
ひとり親家庭の親が、専門スキルを習得し、収入アップに繋げるための
「高等職業訓練促進給付金」
雇用の安定と再就職の促進をはかる
「教育訓練給付金」または「専門実践教育訓練給付金」
この2つの受給資格があれば1年ちょっとで、最大で約200万近い給付金をもらいながら学ぶことができるよ😊
しかも、以前であれば、看護師や保育士など国家資格&通学が必要だったため、難易度が非常に高かったのですが、
2024年4月からデジタル分野が給付対象として恒久化されたため一気に間口が広がりました😭
もちろん、スクールの受講料はかかりますが、それでも給付金が受講料を上回る可能性がかなり高い‼️(しかも有益な資格もとれるから一石二鳥👍)
⚠️注意点
ただし、デジタル分野で厚労省の指定機関はたったの3つだけ。
・インターネット・アカデミー
・ヒューマンアカデミー
・求職者支援訓練
中でも給付金の申請のアドバイスをもらいながら、Web・IT系専門スクールとして有名で、厚生労働省の教育訓練給付制度の対象講座も多数扱っている(16講座が対象)のが
・インターネット・アカデミー
だよ😊
私も実際に無料相談に参加したことがあるんだけど、
「給付の対象かどうか?」
「自分なら具体的にいくらもらえるのか?」
「自治体への具体的な申請のステップ」
など、めちゃくちゃ具体的に教えてくれたよ👍
・在宅で子どもに寄り添いながらお仕事したい
・スキルアップして収入UPしたい
そんなシンママは一度、相談してみるといいよ🙆♀️
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